MACD、パラボリック等の明確な計算式があり、数値がはっきりしているものは比較的プログラミング化しやすいものです。対して、チャートパターンであるトライアングル、フラッグ等は定義があいまいですのでプログラミング化は非常に難しくなり、或いは不可能であると言えるかも知れません。
トレンドラインもそのプログラミング化が難しい定義でありますが、これまでもその研究がなされルールの具体化が試みられています。きちんと定義をすればトレンドラインを引くことは可能ですが、曖昧なままであれば当然不可能です。
ただ、きちんと定義できたからと言って相場に勝てるというものではなく曖昧なままでトレーダーの洞察力(Insight)に賭けた方がよい場面もあるところが、相場を難しくさせている要因です。
いずれにせよ、自分のしたい戦略の具体化を図り、これらルールをどのように明白にするかというのがシステムトレーダーにとっての今後の課題です。
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