夜間でも日経平均ってどれくらいか気になりますよね。ダウの水準や、海外ブローカーの各種ソフトをお持ちであればシカゴ日経平均を見れば大体の目安はわかりますが、実はもっと簡単な方法があります。金融取のくりっく株365に上場されている日経平均証拠金取引を見れば一発です。日経225先物というのは日本だけでなくシンガポールやシカゴでも上場されていますが、これら先物から算出された日経平均の理論値がすぐにわかり、かつカバーしている時間帯も最も広い(シカゴも広いですが。。)という優れものです。今後、ダウも上場されるとのことで一つのサイトで同時に把握できるというのは便利になりますね。
また売買別建玉数量も参考になります。顧客の建玉動向が週に二回発表されるのですが、下落場面でどのように顧客の売買が偏ったか確認ができます。グラフも掲載されていますが、自分で作るということも数字の把握という意味では必要な作業です。以下のように、顧客の買いが膨らんだところで日経平均が下がる(日経平均が下がったところで顧客の買いが増える。)ということが言えそうでもあり、まだまだ下落が続くような気もいたします。本日は16,000円割れとなっていますね。
センチメント分析もしようかと思ったのですが、流石に前回からまだ日が浅いとのことで見送りいたします。リーマンショックの様相も少なからず滲み出てくるような予感です。
欧米市場で銀行株が急落 財務悪化の懸念強まる
8日の欧米株式市場では、金融機関の財務悪化に対する懸念が強まり、銀行株に売りが膨らんだ。ドイツ銀行は一時11%強下落し、リーマン危機直後の2009年1月につけたユーロ圏発足後の最安値に接近した。英国やフランス、イタリアに続いて米国でも銀行株に売りが波及し、金融システムへの不安がくすぶっている。 ※日経新聞記事より抜粋
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