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みんな儲けたい

トレーディングをする上で注意しておきたいことは、参加者みんなが儲けたいと思っていることです。誰も、損をするためにマーケットに入っているわけではありません。ヘッジをするから、マーケットのエクスポージャーを取るから、という言い訳はあるにしても絶対に損をするマーケットであれば誰も見向きもしません。 ここでマーケットの心理というものが働くわけです。みんな儲けたいと思って参加しているのにみんなが儲けられない。いわゆるゼロサムゲームで必ず勝敗を決しないといけないわけです。まずは技術的に劣るものが振り落とされます。すなわち、技量に勝るものが生き残れます。ただし、それだけではありません。今度は技量に勝るものも負けることだってあるのです。なぜなら、みんな技量を最大限に発揮して踏み込んでいくからです。そうなると、熟練者でも負けるタイミングが出てくる。その負けるタイミングでいわゆる素人が勝ててしまう。そん...

裏付けのない資産 ビット...

金融業界から見た困った商品がビットコインです。たいていの金融商品は裏付けとなる資産があり、その価値に紐付けるように価格が決定するという考えがコンセプトとしてあります。 書く前に一言申し上げますが、私はビットコイン肯定派で、相場モノについてはバリューなんてそもそも無いという考えです。金融業界の中でもよりマーケットに近い職種(トレーダー・ディーラー・リスクマネジャー)の人々は割と受け入れられる思想ですが、アナリストやストラテジストから見るとまるで厄介な代物です。なぜなら理論的な説明が全く通用しないものだからです。 裏付けという意味で最も近い金融商品がCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)かもしれません。信用リスクを裏付けとするという一見確かそうで不確かなものを担保としていますが、これは格付け会社の功績があるからこその存在といってもいいかもしれません。なので、仮想通貨はその価格決...

ブルorベア?

トレーダーがマーケットに対してビューを持つのは悪いことではありません。 例えば、向こう10年で日本株は上がるのか下がるのか。上がるのであれば株式をロング(買いポジションを持つ)でしょうし、下がるのであればそもそもポジションを持たないという戦略です。 先物はこれらビューに対してヘッジが効きます。持っているポジション分を売れば、マーケットに対してニュートラル。更に売れば、下落に賭けることもできます。 株式に動きが出ないというビューであれば、先物を使ってのタイミング売買も可能です。下落相場で資産を毀損しないというのは、トレーダー冥利に尽きるというところです。 為替はどうでしょうか。基本は通貨間の相対価値が値動きの源泉となります。株式のように経済が回れば上昇するという単純なものでなく、二国間の価値がどのように移転するかを読まないといけません。株式よりも難しいと言われているの...

短期売買時の考察

利食いが失敗。つまり、トレンドが続く相場は間違いなくトレンド相場である。が、トレーディング真っ只中でトレンド相場であると気づくことは思ったよりも難しい。 ・過去40本バーの5本移動平均にて高安を抽出し、高安期間を計測(例、12日など)。その期間のバー当りの値幅平均及び標準偏差を算出し、利食いポイントとして活用する。 ・直近値が前日、前々日の高値を超えるタイミングで5本移動平均が20本移動平均を上抜けること。その5本移動平均と20本移動平均の乖離幅が狭くなったところでエントリーを行う。→ああ、これはMACDか。

日中時間分析 東京時間の...

東京の為替市場は実需相場と言われています。日本は、今もなお経済大国としての地位は確かであり、為替決済に関するポジション(ドル買い)が朝方に発生します。時間は8:50〜10:00(9:55に仲値決済)。投機玉もありますので単純に上がるとは言えないですが、この時間帯は参加者も多く、トレードのしがいがあるというものです。逆に言うとこの時間を外してのトレーディングは考えられません。 8:50〜9:00 国内の経済指標発表があり、株式市場のオープンを待つ時間帯です。 9:00〜9:10 株式市場オープン。為替も激しく動きます。株価指数が算出され、それに応じて機械的な売買も入ります。株式の特別気配の更新が3分毎です。よほどのことがない限りは9:09にほとんどの銘柄が寄り付き、そして株価指数も実勢に近いものになります。米国市場が大きく動いた場合は適正価格の模索をしている参加者もいますので注意...

最高値更新と日中足の更新...

日経平均が19,000円を回復。欧米市場も連日の最高値更新など、足元の過熱感が徐々に高まりつつある。皆様が感じ取っている現在の市場センチメントはいかがなものでしょうか。まだまだ不安心理は残っているのかなと思っております。 巷にはいわゆるチキンレースであるという話も聞こえてきますが、まさにそんな相場とも言えますね。 連日の高値更新で思ったこと。日中でも高値安値の更新がありますが、その回数をカウントして場合分けするという方法も考えられます。時間帯を区切ってその判定に持ち込んでも面白いですね。

7つの習慣「刃を研ぐこと...

チャートを出して、ただ眺めているだけではトレードは上達しません。トレードをしているだけでもやっぱり上達しません。なぜこのエントリーをするのか、なぜ今トレードをしないのか、を明確にし戦略化することで初めて勝ち続けるトレーダーになるのです。システムトレーダーはその戦略をシステム化しているだけにすぎません。逆に言うとその戦略化が大事なのであり、なぜを深く追及することが求められます。 そして、相場と向き合うため、今何が起こっているのかを頭の中で考えるための時間を確保することが大事です。=7つの習慣「刃を研ぐこと」に直結します。 なぜなぜ分析ツールをおすすめします。

システムトレーダーと一攫...

一攫千金という言葉が何を意味するのか、明確に定義したいと思います。システムトレードの特性上、ヤマが当たったことで大勝ちして資産が倍になるということはありえません。「あの相場があったからこそ今がある。」といった相場師列伝のような話もないと考えて結構です。そのような行動を取るということは、既定のルールを破った結果となりますので、いわゆるシステムトレーダーの枠から外れることになります。大儲けはもちろんよいことで、タイミングを見て大勝負して勝つことはよいことだと思います。しかし、そんなことは通常ないと考えることがリスク管理を徹底する上でも重要なことです。もちろん、今後その勘が冴えわたりこのタイミングしかないと思える時がくるかもしれません。その時は、その時。期待を抑え粛々と行動するのがシステムトレーダーの日常です。 ギャンブル的な一攫千金はありえません。しかし、システムトレーダーにとっての一攫...

トレーダーのあるべき姿

マーケットというのは単純化された社会の縮図でもあり、実社会での行動モデルにも当てはまるところがあると私は考えます。 トレーダーとして成功するには? 日々の努力の中でチャンスを見極める。 一つ以上の優位性のある戦略を持ち、それを継続する。 性格はポジティブ、前向き思考である。 良いトレーダーとは マーケットで競争しながら、相手の資金をかすめ取る。 利益を享受しながら、マーケットを育てていくという意識がある。 自分の戦略をしっかりと持ち、日々改善する努力をする。 それで余談ですが、私の足りないところというのは相場師、勝負師の心と理解しています。相反する考えではありますが、拒絶するのではなく自分なりに「相場師、勝負師の心」を解釈し行動に結びつけるべきだと思っています。 Bulls Make Money, Bears Make...

自動売買の効用

自動売買のよいところ、というのを上げさせて頂きます。 1、過去に構築したストラテジーについてプログラムした通りの売買を実現してくれる。 2、注文執行が早い。事前に決めたルールと合致した時に、即座に発注する。 3、トレード後の評価がしやすい。バックテスト結果と実際の結果を比較して今後の対策を立てることができる。 デメリットは以下の通りでしょうか。3つめが一番大きな問題だと私は思っています。 1、相場の急な反転や一方向へ走ったことで、意図せぬ売買を行う可能性がある。 2、他者と売買タイミングが重なってしまうことからコストを多く支払うことになる。(スリッページの拡大) 3、トレーディングに関する深い考察をしなくなる。 自動売買についてはメリットがデメリットを大きく上回るので導入しない手はないですね。まあ、それは私がシステムトレーダーだから、というの...