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トレーダーの本分

トレードをやる以上プラスを狙うのは当然で、リスクを考えすぎると今度は行動ができないことになってしまいます。 元本保証でいいのですか?元本保証でも取引手数料はしっかり取られますし、それこそが金融機関にとっての餌食です。トレードは儲かる。だからやる。というだけです。アップのインセンティブがないと誰もやる人がいなくなりますし、トレーダーが提供する流動性も徐々になくなっていきます。そうなると投資家は誰とも取引ができませんので従ってマーケットが衰退するのみです。マーケットを機能させることがトレーダーの役目です。

自動売買の基本構成とその...

自動発注というのは本当に速いですね。一度使うとこの速さはやめられません。このスピードを再現するのは人間業では到底無理ですし、数ミリ秒単位で勝負が決まるスピード命の手法であるシステムトレードは間違いなくこの自動発注とのペアがいいように思います。 過去10年のTrading Technologyの進歩はすさまじいものがありましたが、今やネット取引というのが割と定着してきているといったイメージです。電話発注、メール発注、オンライン発注を経験してきましたが、今や過去の産物。なんちゃってネット取引なんて今の人は知らないかもしれませんね。(笑) 注:なんちゃってネット取引(インターネット経由で注文を出すが、後ろには人がおり、受けるほうは送信情報を見て注文伝票に書き込む。) 流動性のある銘柄は取引数量が少量であればスリッページもほとんどなく、手数料と値動きを比較して、数十秒間ポジション...

構想:ビットコインでの自...

ビットコインを使っての自動売買を本ブログで展開したいと思います。ビットコインを使うメリットは、①実弾投入をすることでビジネスとして有効であるかどうか検証できる。②インサイダー規制や金商法等の法規制から除外されている。(ブログでの公開に適している。)③今後、普及するかもしれない技術の一端を担うことができる。等々です。一方で、デメリットは①業者の信用リスクがある。(入金すべてが返ってこないかもしれない。)②ビットコインの流動性&価格変動リスクが不確かである。です。 特に業者の信用リスクは現段階で避けようがないもの、かつ最大の懸念でもありますが、これを乗り越えるメリットとして上記で挙げたビジネス検証と法規制除外が殊の外大きいと考えての決断です。当然、法規制除外といえども倫理や大きな枠組みでの法というものできっちりと縛られていますので、無法地帯というわけではありません。必要のない面倒な法律が...

トレーディングと社会貢献...

トレーディングと社会貢献が結び付けられないか、ずっと考えてきました。トレーディングを追及することで、IT技術革新が進歩し、数学知識の重要さが認知できるだとか、資本市場の流動性を供給しているだとか色々ありますが、まあどれも弱いと感じています。トレーディングが利益追求型である以上、どうしても利己的にならざるを得ないというところです。 自分が何を目指しているのか。 仮に完璧なトレーディング技術が身についているとして何を求めているのかを考えた場合、何千億円ものお金が必要だとはどうしても思えません。いい車に乗って、いい家に住んで、海外旅行して、といった物質的な豊かさを追求することが幸せなのでしょうか。 今、我々は食べ物に関してはそれほど不自由していません。金銭的に食べたくても食べられない、というものはほとんどないはずです。食べ物がない時代は、出来る限り食料を集めることが目的でしたが...

ゼロサムゲームとトレーダ...

先物取引はゼロサムゲームだと言われています。仮に理論値が上昇していても、市場で売買する者は常に買いと売りで対となり、最終的に全て反対売買で決済しますので、全体でのトータル損益は常にゼロとなるからです。株式はゼロサムゲームではないということが言われていますが、これは期限がないためであるのと人類の経済、社会が過去に必ず良くなってきているということを前提にしているのでゼロサムゲームではない、という見方となっています。では、ゼロサムゲームに参加することは悪いことなのでしょうか? トレーダーの第一の社会的意義は流動性の提供となっています。様々なトレーダーが参入することで理論価格と売買可能な価格との差が縮まります。この役割は人々が思うよりも重要なものであり、当業者はもちろんそれにかかわる消費者(すなわち世界全体)にも有益です。また、ほとんどコストなしで現在の価格実勢を発見することが可能です。例え...

先物取引の核心(メリット...

先物取引のメリットは高い流動性にあります。その流動性を担保する性質とは、最終決済時に清算されるSQに裏付けられた原資産に対する紐付けではないかと考えられます。紐付けが存在するからこそ、安心して売買を行うことが可能であり、仮に一時的に理論価格を上下することがあっても、第三者の裁定が働くことで理論価格へと収束するというのが先物取引のコンセプトとなっています。 SQがない場合には恐ろしい結果が待っています。売買動向のみに左右されることから投機性が増し、理論価格を無視してどんな値を付けることもあり得るのです。しかし、そのようなことは証券である限り通常ありえないのが通説です。そもそもが証券化の定義に反しますので。 デメリットは、メリットの裏返しでもあります。SQの紐付けがあるためにその最終決済毎の契約が存在することになります。つまり、過去10年のデータを検証するのに、満期を迎える契約が複...

マーケットマイクロストラ...

マーケットマイクロストラクチャーの理論がまとめられている書籍を紹介いたします。一応、ここ最近発行されたものに限定しています。単発での論文はネット上で見られますが、本としてまとめられているのはそれほど多くありません。   書籍名 著者 日本の株価―投資家行動と国際連関 筒井 価格はなぜ動くのか 金融マーケットの謎を解き明かす 宇野 市場と取引―実務家のためのマーケット・マイクロストラクチャー〈上〉 ハリス 市場と取引―実務家のためのマーケット・マイクロストラクチャー〈下〉 ハリス 株式市場の流動性と投資家行動―マーケット・マイクロストラクチャー理論と実証  太田、宇野、竹原

デイトレーダーの経済的な...

1、流動性の提供 多彩な注文を出し、買い手にも売り手にも変化することからマーケットの厚みを提供しています。また、潤沢な流動性提供の結果、理論価格からの非合理な乖離を抑える効果をもたらしています。※下記2のノイズトレーダー参照 2、効率性の向上 市場のゆがみを是正するような投資機会を得ることで高リターンを実現し、効率性を向上する役割を果たしています。デイトレーダーはノイズトレーダーであるとの意見もあるが、稼げるデイトレーダーは超過収益を稼ごうとする姿勢を常にとっていることから、市場の効率性を高めていると考えてよいでしょう。 3、手数料の支払い 売買を行うことで仲介業者に手数料を収めます。仲介業者は手数料を収入源として、より洗練されたマーケット情報を提供したり、質の高い売買環境を維持したりします。 4、税金の納付 税金を納めることで社会に貢献できます。 デイトレ...

コスト分析(Transa...

頻繁にトレーディングを行うと、そこにコストが発生します。バイサイド機関投資家であれば、コスト分析(Transaction Cost Analysis)をすることでマーケットの流動性と比較して、枚数は妥当であったか無駄な取引はなかったかを事後的に調査することができます。 個人投資家でも、理論上のコストと実際のコストを比較検証することができますが、個人投資家であるがゆえに売買総額がそれほど大きくないことから、調査費用と得られるメリットを考えると割に合いません。ですが、例えば簡単に数値を弾き出して発注方法を工夫するといった使い方は有効となるかもしれません。 実は、このTransaction Cost Analysisはあくまで経費節減の位置づけであり、究極の節約はゼロ=取引をしないという選択となります。コストを削るのは大事かもしれませんが、言うまでもなく取引をするかしないかの意思決定...

ベストビッドが崩されると...

ベストビッドが崩される場合をシミュレーションしてみましょう。(オファーはその逆と考えてもらっても構いません。)ビッドレートが切り下がった場合は次の二通りが考えられます。 1、ベストビッドがキャンセルされた場合 2、売り注文が出てビッドが全て約定した場合 これは本源的価値の移動が起こったかどうかで判別可能だと言えるでしょう。1つ目のベストビッドがキャンセルされた場合は本源的価値が下がった可能性があります。それは、発注者が的確な情報をもとに注文を置いていると仮定すると、ある時点で既にその値段での約定は好ましくないとの判断の下で注文をキャンセルするからです。 一方、2つ目の売り注文が出てビッドが全て約定した場合は、売り注文を出したのがとにかく売買を行いたいだけの流動性投資家が出した注文かもしれず、必ずしも本源的価値の移動があったわけではない可能性が高いからです。 これら...