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裏付けのない資産 ビット...

金融業界から見た困った商品がビットコインです。たいていの金融商品は裏付けとなる資産があり、その価値に紐付けるように価格が決定するという考えがコンセプトとしてあります。 書く前に一言申し上げますが、私はビットコイン肯定派で、相場モノについてはバリューなんてそもそも無いという考えです。金融業界の中でもよりマーケットに近い職種(トレーダー・ディーラー・リスクマネジャー)の人々は割と受け入れられる思想ですが、アナリストやストラテジストから見るとまるで厄介な代物です。なぜなら理論的な説明が全く通用しないものだからです。 裏付けという意味で最も近い金融商品がCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)かもしれません。信用リスクを裏付けとするという一見確かそうで不確かなものを担保としていますが、これは格付け会社の功績があるからこその存在といってもいいかもしれません。なので、仮想通貨はその価格決...

本当にコアとなるアイデア...

アイデアというものは一人で抱えるには限界があり、発展性もないことから公開して練るべきだという考えがあるわけですが、これはいける!というものを不特定多数の、例えばこのようなブログで公開するのは、やはり少し抵抗があります。なので、もしかして当ブログで公開されているアイデアというのは、それほど有用ではないのかもしれません。 例えば、どこかのトレーダーと対面で会って情報交換をする際は情報を惜しみなく提供します。なぜなら、共に戦っているという認識があるからです。ディスカッションを通して更に改善する可能性もありますし、お互いが切磋琢磨できるからです。 ほとんどの人が読み流しなのでストラテジーを公開しても実際に検証してモノにするという人は少数派だと思いますが、それでもなかなか公開に踏み切るのは難しいかもしれませんね。まあ、人に聞いたアイデアを自分なりに解釈したものなので、教えていただいた人に...

ブルorベア?

トレーダーがマーケットに対してビューを持つのは悪いことではありません。 例えば、向こう10年で日本株は上がるのか下がるのか。上がるのであれば株式をロング(買いポジションを持つ)でしょうし、下がるのであればそもそもポジションを持たないという戦略です。 先物はこれらビューに対してヘッジが効きます。持っているポジション分を売れば、マーケットに対してニュートラル。更に売れば、下落に賭けることもできます。 株式に動きが出ないというビューであれば、先物を使ってのタイミング売買も可能です。下落相場で資産を毀損しないというのは、トレーダー冥利に尽きるというところです。 為替はどうでしょうか。基本は通貨間の相対価値が値動きの源泉となります。株式のように経済が回れば上昇するという単純なものでなく、二国間の価値がどのように移転するかを読まないといけません。株式よりも難しいと言われているの...

システムトレーダーのニュ...

日々のルーチンとしてニュースチェックは皆さん、されているのかなと思います。複数ソースをチェックするほうが何が本質的な話題となっているのかが理解できます。じっくり読む時間がもったいないので、とりあえず見出しだけで大丈夫です。 気になるところがあれば読み進めていく程度でいいでしょう。あとは日経のメルマガ購読でカバーしましょう。 ロイター・マネーニュース NY市場サマリーが6:50頃に発行されます。 Bloomberg・マネーニュース 海外株式・債券・為替・商品市場が6:30前後に発行されます。 ウォール・ストリート・ジャーナル・マーケット NewsPicks・金融・マーケット Bitcoin日本語情報サイト

個人トレーダーの最適な取...

トレーディングシステム単体で、どのくらいのタイムスパンが最も有効かと考えを張り巡らせてみました。結論からいうと先物全般は一日一回、日本株は3〜4日に一回、FXは一日二回くらいがベースかなーと思っています。   その根拠としては、一回の取引で手数料やスプレッドを取られることは皆さんご存知の通りで、回数が重なれば重なるほどコストがかさみます。一方で、回数を繰り返さないことにはトレーディングシステムの強みを発揮できないということもあり、なるべく多くエントリーすることも重要になってきます。あまりに短いタイムスパンは、HFT(高頻度売買のトレーダー)が幅を効かせているので、通常取引手数料のトレーダーには分が悪いです。 先物全般は一日一回・・証拠金の計算がデイトレードとオーバーナイトで違うので資金効率を考えて日中に留める一方、売買頻度のコストを節約するのが狙いです。 日本株は3...

極限のストレスに打ち勝つ...

忙しくなってくると、健康管理が重要になってきます。そのネタをブログに書こうと思ったら既に書いていました。 トレーダーと健康管理 今回はストレスが極限に張り詰めている時ということにします。 随所で気を抜くというのは大事なことで、それが長期のパフォーマンス向上につながります。一方で忙しいながらも時間をなるべく作ってストレッチをしてみましょう。ストレッチも億劫だという方はふくらはぎを揉むだけでもいいかもしれません。ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれています。下半身の血液のポンプの役割を担っていますので、しっかり揉むことで血液循環がよくなります。 実は私、管理という言葉が好きで、やれ時間管理だとかドキュメント管理だとか健康管理だとか言っています。一般に管理好きは融通が効かず、無理をしてしまいがちで体を壊すという人が多いですが、そのような性格の方はアソビを作って心のゆとりを持ち...

素人力

マーケットに関しては長年向き合っていると、プロ手法とそうでない手法というのは見分けがつきます。色々な方とお話して、反省しなければならないのは、リターンが実際に上がっている手法をプロの見方で判断してしまうこと、=こんな手法ダメだなと頭でっかちに判断してしまうこと、です。 そもそもプロというのは何なのかという事になります。目が肥えれば肥えるほど、分散化が考えられていなかったりロスカットの定義があやふやなものは拒絶してしまいます。しかし、本物のプロはそのようなロジックを原石と捉え、更に改善できる提案やもしくはアイデアを試して自分の手法に取り入れたりとするはずです。 「私は素人なんですが、この○○手法は勝てると思っていて実際勝っているんですよ。」という話は素直に受け入れるべきです。マーケットは生き物ですから、自分の行動を吸収することで行動を変化させようとします。知識というのは大して意味...

マーケットは戦場、トレー...

トレーダーの戦場はマーケットです。金融市場は数十年かかって整備されてきており、反則行為(インサイダー等)は厳しく制限されてきています。戦場にもお作法というものがあるように、マーケットにもお作法があり、真のトレーダーはその掟を破ってはいけません。ロスカットルールなどの自主的な規律の話ではなく、マーケットの秩序を守るといった次元の話で、法律に触れるような行いです。 一方で、正攻法で戦うことは大事だと思いますが、巷にあふれているような手法、例えば移動平均線等のテクニカル分析だけではまず勝てません。普通のことをやっていては勝てない。だからこそ、工夫が必要となってくるのです。心の貧しい人は、この勝てないという事実から逃げるべく耳寄り情報に走ったり、いわゆる掟に触れるようなところに足を突っ込みますが、その末路は当然悲惨なもので、むしろそのような輩と対決すべく技術を磨きましょう。 ルールを守...

タイトルを「イニシアチブ...

当ブログについてタイトルを少し変えました。「イニシアチブ 未来思考のシステムトレーダー」です。以下のコラムを参考にしました。 「未来思考」について 未来を決めてバックキャスティングで考えることが大事だと考えました。バックキャスティングであれば、準備するべきことが明確になりますし、時間効率も格段に向上します。 システムトレーダーは既存の金融市場で戦うことも大事ですが、まだ見ぬ未来の市場で戦うために刃を研ぐことも重要だと思っています。だからこそ、ブロックチェーンや新技術の話題をふんだんに取り入れていこうとしております。今後ともよろしくお願いします。 こちらでも少しだけ言及しています。 未来に通用するシステムトレーダー ブロックチェーンとICO ※盛り上げていきたいと思っていますので、よろしければお気軽にコメント下さい!

クオンツとは何か

外資系投資銀行のクオンツに聞いてみた クオンツと言っても周りには色々なクオンツがいるなと感じていましたが、やはりその中にも「種類」があるということがわかりました。金融業界というのは例えば企業アナリストやストラテジスト、注文執行トレーダーなどのカテゴリで分かれている部分もありますが、企業によって求められる内容も違います。金融業界に飛び込むかあるいは自分で事業を行うかは別として、自分自身が何ができて何ができないのか、そして何をしたいのかを明確に基準化することは大切だと感じています。 クオンツの中でもシステムトレーダーに当てはまるものは、クリスタル・ボール・クオンツであり、対象期間により区分けされています。特に、数ミリ秒単位のハイ・フリクエンシー部門は通常のシステムトレーダーには不可(手数料やシステム面も含めて。テクニック的なものは大差ないかもしれません。)で、この部門は捨てるべきで...