マンスリーアーカイブ 8月 2017

確実に負ける方法

マーケットには確実に負ける方法というのが存在します。 絶対に儲かる方法というのはありえませんし、国内法律においても「絶対に儲かる」という前提での勧誘は禁止です。絶対儲かると言ってセールスしている時点で金融オンチだとみなして結構です。私達は、読者の方々も含めてフリーランチはないという前提があることを知識として持っており、当ブログの読者は、それくらい金融リテラシーが高いと見ています。そうでないと、こんなクドいブログを読まないですからね! まあ、絶対儲かるだろうというタイミングは当然ありますし、確信あるストラテジーで運用しているのは承知しています。儲けられないと考えているのは、学者、評論家、理論家で、トレーダーはまた別人種です。 話は脱線しましたが、確実に負ける方法は以下の2パターンです。 ・頻繁に取引をする。 ・マーケットに反応的になる。 このパターンの組み...

期間VWAPと高安の位置

本日は短い文章ながらも重要な点をひとつ。 日中の売買判断について、高値で売って、安値で買うトレーダーはほとんどいないのに、なぜか高値安値を基準に皮算用で計算してしまいます。買えていない、売れていないのに重要視してしまう価格=高値と安値ということです。 実際のポジションはVWAPが最も近いでしょうか。その日のVWAPでもいいですが、日中時間を区切ってVWAPのプロットを見るのも面白いでしょう。 期間VWAPと高値安値の位置関係を見て、価格予測に用いる。のは、何かのヒントになりそうです。

リンクの管理

リンクを管理していこうと思っています。現在のリンクは、今も現役のところで今後も仲良くしていきたいと思っているところです。 有用なリンクであることが第一条件ですが、ナマのやり取りもやっていきたいですね。 もし、リンクしていただけるところがありましたらコメントや問い合わせでご連絡下さい。 http://system-star.com/link

みんな儲けたい

トレーディングをする上で注意しておきたいことは、参加者みんなが儲けたいと思っていることです。誰も、損をするためにマーケットに入っているわけではありません。ヘッジをするから、マーケットのエクスポージャーを取るから、という言い訳はあるにしても絶対に損をするマーケットであれば誰も見向きもしません。 ここでマーケットの心理というものが働くわけです。みんな儲けたいと思って参加しているのにみんなが儲けられない。いわゆるゼロサムゲームで必ず勝敗を決しないといけないわけです。まずは技術的に劣るものが振り落とされます。すなわち、技量に勝るものが生き残れます。ただし、それだけではありません。今度は技量に勝るものも負けることだってあるのです。なぜなら、みんな技量を最大限に発揮して踏み込んでいくからです。そうなると、熟練者でも負けるタイミングが出てくる。その負けるタイミングでいわゆる素人が勝ててしまう。そん...

裏付けのない資産 ビットコイン...

金融業界から見た困った商品がビットコインです。たいていの金融商品は裏付けとなる資産があり、その価値に紐付けるように価格が決定するという考えがコンセプトとしてあります。 書く前に一言申し上げますが、私はビットコイン肯定派で、相場モノについてはバリューなんてそもそも無いという考えです。金融業界の中でもよりマーケットに近い職種(トレーダー・ディーラー・リスクマネジャー)の人々は割と受け入れられる思想ですが、アナリストやストラテジストから見るとまるで厄介な代物です。なぜなら理論的な説明が全く通用しないものだからです。 裏付けという意味で最も近い金融商品がCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)かもしれません。信用リスクを裏付けとするという一見確かそうで不確かなものを担保としていますが、これは格付け会社の功績があるからこその存在といってもいいかもしれません。なので、仮想通貨はその価格決...

分散型台帳:「同期認証」

2016年は「ブロックチェーンは課題探索のソリューションだ。」という言葉にそって、分散型台帳の技術を進めてきました。   分散型台帳とは、データが何でどのように追加されるかを共有しつつコントロールするデータベースですが、これまで我慢してきた「リコンサイル」の回避策に対する戦略的なソリューションが見られます。そしてこの戦略的ソリューションは、金融サービス業界だけでなく、すべての業界に適用することが可能です。 インフラを構築しない方法 まずは、想像してみてください。あなたの組織のコントロール可能なデータが別の人の組織のコントロール可能なデータと一致することが必須の計算システムを設計しなければいけません。さらに、このデータは、あなたのコミットメントと義務責任に対して数百万〜数十億ドルの価値にまでさせるとします。あなたの組織の存続は、データの正確さにかかっ...

本当にコアとなるアイデアを開示...

アイデアというものは一人で抱えるには限界があり、発展性もないことから公開して練るべきだという考えがあるわけですが、これはいける!というものを不特定多数の、例えばこのようなブログで公開するのは、やはり少し抵抗があります。なので、もしかして当ブログで公開されているアイデアというのは、それほど有用ではないのかもしれません。 例えば、どこかのトレーダーと対面で会って情報交換をする際は情報を惜しみなく提供します。なぜなら、共に戦っているという認識があるからです。ディスカッションを通して更に改善する可能性もありますし、お互いが切磋琢磨できるからです。 ほとんどの人が読み流しなのでストラテジーを公開しても実際に検証してモノにするという人は少数派だと思いますが、それでもなかなか公開に踏み切るのは難しいかもしれませんね。まあ、人に聞いたアイデアを自分なりに解釈したものなので、教えていただいた人に...

バケーションと自動売買

8月になり、夏も本格化してきたように思います。お盆も近づいてきたことですし、お休みを取られる方も多いのではないでしょうか。 さて、お休み期間中のポジションや売買についてですが、私の考えでは全てをニュートラルにする必要はないとしています。むしろ機会損失のほうが悔しいので、ある程度のマーケットに対するエクスポージャーは取っておきたいところです。 調整すべきは自己規律とリスクです。 例えばビーチでマーケットを確認した際に、意図せず大変なことになっていればそのまま損切り発注、マーケットが戻れば悔しい思いをしますし、うまくいけばやれやれと安堵のため息からちょっと有利な場所でエントリーできるのでまたポチッと押してしまいます。ポジションを持っていなくても、ちらっとマーケットを見て極端に動いていれば逆張りエントリーしてしまいそうですし、あるいは時間を持て余した時にさっとエントリーしてしま...