ホーム システムトレード

システムトレード

クオンツとは何か

外資系投資銀行のクオンツに聞いてみた クオンツと言っても周りには色々なクオンツがいるなと感じていましたが、やはりその中にも「種類」があるということがわかりました。金融業界というのは例えば企業アナリストやストラテジスト、注文執行トレーダーなどのカテゴリで分かれている部分もありますが、企業によって求められる内容も違います。金融業界に飛び込むかあるいは自分で事業を行うかは別として、自分自身が何ができて何ができないのか、そして何をしたいのかを明確に基準化することは大切だと感じています。 クオンツの中でもシステムトレーダーに当てはまるものは、クリスタル・ボール・クオンツであり、対象期間により区分けされています。特に、数ミリ秒単位のハイ・フリクエンシー部門は通常のシステムトレーダーには不可(手数料やシステム面も含めて。テクニック的なものは大差ないかもしれません。)で、この部門は捨てるべきで...

未来に通用するシステムトレーダ...

当サイトはシステムトレードに関する内容ですが、新技術であるブロックチェーンやクラウドセールとも呼ばれるICO(Initial Coin Offering)の領域にも踏み込もうとしています。つまりトレーダーにとってもこれは無視できない時代の流れでもあり、未来に通用するシステムトレーダーの育成と発掘が必要になってきているというところでしょう。 思考の毎日が続きます。 ※盛り上げていきたいと思っていますので、よろしければお気軽にコメント下さい!

テーマ株:20年後を見据えた連...

株式長期投資の手法の一つに、ホットな話題で連想される銘柄を好んで投資をするというテーマ株投資というものがあります。非常に楽しめる投資手法です。特に最先端テクノロジーに人気があり、人類というのは新しい物好きであるという傾向もみてとれます。 例として仮想通貨、ロボット(AI)、ゲーム(VR)、介護、バイオテクノロジーというのがありますが、確かに話題となっているだけあって直近で出来高増加もさることながら、株価も強いと言えそうです。そして、上昇している銘柄を持つというのは気分のいいものです。 流行を追うのもいいかもしれませんが、流行り廃りもあり、その嗅覚が鈍ればたちまち割高株をつかむことになり、損をしてしまいます。テーマ株で高値をつかんだ損切りのできない投資家の株は、間違いなく塩漬け株となってしまいます。そして、塩部分は他の投資家の懐に転がり込んでいます。 テーマ株投資はゲーム性...

トレードの再現性と基礎力向上

これは上がるな、と勘が働き、買いでエントリーして儲かることってよくありますよね。トレーディングって運でなんとかなるんです。運がなければ儲からない。運の要素が大きいからこそみんな苦労しているんです。でも、運だけじゃ絶対に生き残れない。なんのために実力をつけるのか。それは生き残るため、そして運が向いた時に時流に乗るためと言ってもいいかと思います。 トレードの再現性について。未来が過去のそのままを繰り返すのはありえないと考える一方で、繰り返す部分は必ずあります。明日は7時に起きて、晴れるだろうし、夜はくると思います。ヤマト宅急便は10時25分くらいにピンポンと鳴らします。その繰り返しパターンに賭けて、そして全く同じはありえないと注意深くなること。それがシステムトレーダーの本質と言えるでしょう。 一回ごとのトレードで儲かった、損したと一喜一憂しているようではシステムトレーダーとして成功...

システムトレードのグッドサイク...

私が考えるシステムトレードのグッドサイクルです。3つは密接に結びついており、全て欠けてはいけない要素です。 第一段階 デザイニング (For Decision-Making) トレーディングシステムのデザインを行います。トレーダーは、長期的な戦略を基にこれから行うトレーディングのプロセスを明らかにします。「すべてのものは2度つくられる」中でのひとつ目です。最も集中しなければいけない時間ですし、最も時間が浪費してしまう部分でもあります。だからこそ、しっかりとしたタイムマネジメントにより、今後のパフォーマンスが違ってくるのです。時間ありきではないですが、一日1〜3時間までが理想と考えます。 第二段階 トレーディング (For Execution) 実際のトレーディングシステム稼動についてです。トレーダーにとってこの段階はコアとなる部分です。自身の構築したストラテ...

システムトレーダーのミッション...

数あるトレーディングスタイルの中でも、システムトレーダーが最も安定して利益効率も高いと私は考えていますが、世間ではそう見られていません。 逆に言うと少数派であるからこそ一種のプライオリティがあると言えるでしょう。完全にルールに従うことで注文執行の効率化が望めます。利益効率は、トレーディングシステムのバックテスト成績通りにならずほぼ間違いなく悪化するという経験がありますが、バックテストの成績をよくしようと考えるのではなくひとつひとつのロジックを強固とすることだけを考えるのが筋と言えます。 ですから、きちんと収益を上げられるバックテスト成績なんかはとてもとても世間で公表できるようなものではないですし、販売なんてもってのほかです、なぜならば誰も買いたいとは思わない成績なので。 でも、そのようなトレーディングシステムであるからこそ損失許容度を大きく取ることができて、長く使い続ける...

ポートフォリオの分散化

分散化のメリット 損益がトントンくらいのシステムがあったとしても他のシステムと比較して相関を低くさせるものであれば、システムとしてポートフォリオに組み込むメリットがあるといえます。ただし、主軸のシステムが不在では意味がありません。主軸システムが右肩上がりであると仮定してその凹凸を小さくするように補完する形でリスクを減らしていくべきだということです。この「主軸システム」という単語はシステムのポートフォリオとみなしてもらって構いません。 主軸システム 補完システム 合成システム

究極のリスク管理

究極のリスク管理とは、最悪のシナリオを想定するということ。 投資及びトレードにはリスクがつきまとうため、リスク管理をしっかりと計測しなくてはいけない。というのは当然として、さて究極のリスクとは何でしょうか。 予想最大損失額と言われるVaR(バリュー・アット・リスク)や、勝率と平均損益を組み合わせたリスクリワードレシオ(ペイオフレシオ)等もありますが、要するに究極のリスク管理というのは口座が吹っ飛ぶか吹っ飛ばないかということに帰結します。レバレッジをかけて口座資金以上の取引をしていた場合はそれ以上の損失が発生する可能性もありますが、結局のところ口座資金額が最大のリスク金額と思っておけばいいでしょう。

悲観的に準備し、楽観的に準備せ...

悲観的だろうが楽観的だろうが準備は必要ということです。システムトレーダーは特に、バックテスト・ポジション管理・Post Trade Analysis(トレードの事後分析)に時間を費やしますので、なんと準備で勝敗が決まるのは99%と言ってもいいでしょう。執行は見ているだけですからね。 マーケットの動きがダメな時の期間はどれくらいか、いくらまでの損失なのか。そして儲かるときはどんな状況なのか。それらの各場面を想定すると精神的にも資金的にも楽になれます。

自動売買の基本構成とそのスピー...

自動発注というのは本当に速いですね。一度使うとこの速さはやめられません。このスピードを再現するのは人間業では到底無理ですし、数ミリ秒単位で勝負が決まるスピード命の手法であるシステムトレードは間違いなくこの自動発注とのペアがいいように思います。 過去10年のTrading Technologyの進歩はすさまじいものがありましたが、今やネット取引というのが割と定着してきているといったイメージです。電話発注、メール発注、オンライン発注を経験してきましたが、今や過去の産物。なんちゃってネット取引なんて今の人は知らないかもしれませんね。(笑) 注:なんちゃってネット取引(インターネット経由で注文を出すが、後ろには人がおり、受けるほうは送信情報を見て注文伝票に書き込む。) 流動性のある銘柄は取引数量が少量であればスリッページもほとんどなく、手数料と値動きを比較して、数十秒間ポジション...