自動売買の基本構成とそのスピード

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自動発注というのは本当に速いですね。一度使うとこの速さはやめられません。このスピードを再現するのは人間業では到底無理ですし、数ミリ秒単位で勝負が決まるスピード命の手法であるシステムトレードは間違いなくこの自動発注とのペアがいいように思います。

過去10年のTrading Technologyの進歩はすさまじいものがありましたが、今やネット取引というのが割と定着してきているといったイメージです。電話発注、メール発注、オンライン発注を経験してきましたが、今や過去の産物。なんちゃってネット取引なんて今の人は知らないかもしれませんね。(笑)

注:なんちゃってネット取引(インターネット経由で注文を出すが、後ろには人がおり、受けるほうは送信情報を見て注文伝票に書き込む。)

流動性のある銘柄は取引数量が少量であればスリッページもほとんどなく、手数料と値動きを比較して、数十秒間ポジションを晒すだけで利益を得ることも可能です。個人レベルでもそれは可能で、Webブラウザ経由のタン、タン、タンという発注動作が目に見える程度では作業が楽になるとは言え自動化のメリットはかなり薄いです。

多くの中小ヘッジファンドもin-houseで自動発注システムを構築することは手間とコストがかかることからアウトソースすることが多くなっています。自社で一から発注システムを構築するのか、或いはどこかに依頼するのかという選択肢があるわけですが、例えば、ブローカー等で自動発注システムが安価で簡単に使えるのでわざわざプログラマーを雇うこともないというのが今の新興ヘッジファンドの経営戦略でもあります。

大手ヘッジファンドは優位性を保つために自社システムを構築しており、間違いなく市販のものよりも優れているのですが、一方で運用コストは跳ね上がりそのコストに苦しめられているというのが現状です。この業界も淘汰され、本当にクオリティの高いヘッジファンドしか生き残れないようになってきています。


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