システムトレードの根本原理

トレードテクニックはあまり書かないんですね、とよく言われます。(直接言われたわけではないのですが、言われているような気がするということで。。)

自分でも、ひょっとしてトレーディングが好きじゃないのではないかとも思ってしまいます。一回一回のトレーディングって実はあまり興味ないのかもしれません。でもこれってすごい重要な考え方で、一回のトレーディングそのもので100%勝つってことはありえません。一回で大当たりして、もうそれで金輪際やめてしまうのであれば別ですが、トレーディング行動はそれ以降も続きます。トレーディングというのは連続した行動なわけですからその行動の合計が大事であることは明白です。

野球のバッティングとほぼ同じ考えですね。ホームラン打って終わりであれば奇跡を起こせるかもしれませんが、そうでない場合は練習を繰り返して打率、打点の底上げを狙うしかないのです。

システムトレードというのはまさにその考えの上に成り立つものであり、逆に言うと通常の伝統的なトレーダーと話が合わないことがよくあります。ポジショントークができないんですね。そもそもどっちに建っているかということすら本人でもわからないことがありますので。

ただ、この考えが全て正しいということでもありません。一回のトレーディングの結論について深く考えない場合はストラテジーそのものの陳腐化が始まります。通常のトレーダーが一回一回のトレーディングで頭をひねって苦しんでいる中、その一回一回のトレーディングで頭をひねって苦しむ中で光るアイデアが生まれるのです。システムトレーダーにとって、そのプロセスがなければ長期で生き残ることもまた難しいのです。

通常のトレーダーが8~9割いるとして、システムトレーダーの「トレーディングを連続した行動とみなす」という考え方ははっきりいって優位性でもあります。一貫性という特性はピカイチでしょう。しかし、それに甘んじて「トレーディングの詳細を見直さない」のは害であり、収益力が落ちます。一流を目指すためには、実戦トレーディングで経験を積み、ストラテジーを組んで改良+新しいストラテジーの着手というのを延々と繰り返さなければなりません。

「トレーダー」というのは大変な職業です。成功するトレーダーは一回一回のトレーディングで頭をひねって苦しみながら勝ちを重ねていきます。「システムトレーダー」はトレーディングそのものをシステム化あるいは自動化をしてオペレーションを楽にすることはできますが、根本原理は変わりません。しかし、その分だけ「システムトレーダー」は通常のトレーダーよりも優位性があります。

「システムトレーダー」が成功するトレーダー並みの労力を注げば絶対に成功すると思いませんか?


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